2025/04/26 01:56

今見終わった映画の話です。



「もうソプラノが綺麗に出んから」

「ほんまアホやな 綺麗なもんしかあかんかったら この街ごと全滅や」


若くて真っ直ぐな思考故に落ち込んでいた中学生に向けた、道を外しながらも必死で生きてきたであろう若頭からの愛ある台詞です。


私はもうこの若頭・狂児のほうと同年代だけど、何かにつけて視野が狭くなりがちです。
この中学生と同じように不貞腐れたり、目を背けたくなります。


こうありたい!こうでなくちゃ!は大事にしながらも、もう少し俯瞰して自分やまわりを見たいなと思いました。


最後は狂児によって肯定された声を全力で使う、中学生・聡実君。
魂のこもった「紅」に図らずも涙が出ました。