2025/04/14 22:50
こういった活動をしていると必ず当たるのがオリジナリティという壁です。
私は長いこと水引小物を作っているの方のインスタは、お1人を除いて見ないことにしています。
(気に障った方がいたら本当に申し訳ありません。)
そうすることでしかもうオリジナリティという壁を越えることができないと判断したからです。
形、角度、色、色合わせ、素材、選択肢はあふれています。
オリジナリティは壁であり鎧です。
誰でも何かの影響を受けて物を作ったり表現するものです。
また水引というジャンルの性質から、似たり寄ったりになるのは避けられないことだとも思っています。
しかしそれが関わりのある人だったり、自覚できる何かだったりすると、途端に「真似」のレッテルを貼られかねません。
私は新しい物を作りたい時、昔の本を探します。
紐状の物で形を作る、ありとあらゆるジャンルの本がこの世の中にはあるので読みきれないほどです。
お宝探しのような楽しい時間です。
それらを形にして世に出した時、お客様やお取引先様がびっくりしたり喜んでくださるのがとても嬉しいです。
重たい鎧を着て良かったと心から思えます。
それを脱いだ後しばらくはとても疲れて、何も手につかなくなることもあるけど、この疲れこそオリジナリティの証なのだと噛み締めます。
今月の出店準備は終わり。
なんとか間に合った。
おやすみなさい。