2025/03/25 07:45

大学生の頃、友達がスタバでバイトを始めました。

「スタバで働いてる人はここで働いているというステータスを持ってるの」
と、言っていました。

当時の私はその意味がよく分かっていなかった。
彼女は若いうちから、自分や仕事を「ブランド」として扱えていたのだと思います。
彼女はすごい。

私にとってのスタバは日常的なものではなく、ものすごく疲れた時にやっとのことで甘いフラペチーノを飲みに行くところでした。
ちょっと良いビルの一角にあって、そこに行くだけで少々体力は必要だったけど、憧れるお店でしたね。

この思い出はスタバが私の中でも「ブランド」だということだったのでしょう。
あの頃の私はそれも気づいていませんでした。

10年ぐらい前から段々とドライブスルー併設の独立型の店が増えました。
気軽に立ち寄れる場所になっても、店員さん達の心地良さは変わりません。
みなさんきっと、あの頃の彼女と同じようにプライドを持って働かれているのだろうな。

都会のど真ん中には更にスタバの中でスタバを差別化し、「特別な場所」とするコンセプト店もありますね。
その先には何があるのかな。

彼女は「チョコスコーンをあたためて、ホイップを追加するとおいしいよ」と教えてくれました。
ふわふわで本当においしかった。
今でも覚えています。

今度久しぶりに食べてみよう。